今年のインフルエンザワクチン💉

今年のインフルエンザワクチン💉

2021/9/28(火)

 みなさん、おはようございます。もう、朝晩は寒くなりましたね。クリニックへの行き帰りは、長袖の上着を着るようになりました。さて、毎年恒例、インフルエンザワクチンの解禁日が10月1日に迫りましたね。今年は、ワクチンの入荷についてギリギリまで連絡がなかったので、「ちゃんと10月1日から打てるんだろうか。。」と、ちょっと心配していました。

 でも、昨日連絡があって、無事に9月30日に入荷するそうで一安心です。まず、9月30日に、通常のインフルエンザワクチンが332名分と、チメロサールフリーが90名分届くそうです。

 昨年までは事前にご予約をお取りしていたんですが、そうすると、しばらく先の予約のために確保しておかなければならず、その場にワクチンがあっても、その日に接種を希望する患者さんが打てないという事態になってしまいました。そのため、今年は、インフルエンザワクチンのご予約は受けずに、「当日、クリニックにワクチンがあれば、その場で打てる」というシステムにしたいと思います。例年、ご予約をして接種していた方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけたら嬉しいです。

 「今年はインフルエンザワクチンの供給が少ない」と話題になったので、心配されている患者さんが多いのですが、厚生労働省から9月10日に

2021/22シーズンのワクチンの供給予定量は、令和3年8月時点で、約2,567万本から約2,792万本(1本は大人2回分)の見込みです。ワクチン製造株の増殖性等の影響などから、供給量の多かった昨年より少なくなりますが、例年の使用量に相当する程度は供給される見込みです。また、供給時期が遅めになり、12月中旬頃まで継続的にワクチンが供給される見込みです。(厚生労働省ホームページワクチンの供給状況について

と発表されています。昨年は供給量が多かったので、昨年よりは少ないんですが、例年の使用量くらいは供給されるということのようですね。

 そして、供給時期は、11月から12月にたくさん供給されるということです。例年それくらいの時期に接種していた方は、『ワクチンがなくならないうちに打たなくちゃ』と、無理に急いで10月に接種する必要はありませんので、安心してくださいね。ポスターをもらったので、院内に貼ってみました。

 インフルエンザは、新型コロナウイルスとはまったく違うものなので、それぞれのワクチンを接種する必要があります。ただ、新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔には注意が必要です。原則として、新型コロナウイルスワクチンとそれ以外のワクチンは同時に接種できません。新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンは、互いに片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html

 以上、今年のインフルエンザワクチンについてのお話でした。接種をご希望の方は、10月1日(今週の金曜日ですね)以降、ワクチンの在庫がある場合は、診療時間中いつでも接種できますので、ホームページや電話にてワクチンがあることを確認して、ご来院ください。防腐剤であるチメロサール(有機水銀)およびホルマリンを含まない、チメロサールフリーのワクチンも入荷するので、10月1日から接種できる予定です。料金などは、こちらをご覧くださいね。

 それでは、今日も一日、頑張りましょう。