2020/2/26(水)
みなさん、こんにちは。今日は、膝や腰、足の付け根など、関節の痛みに効き目があるロコアテープ®(帝人ファーマ株式会社)の勉強会についてお話します。みなさん、変形性関節症という言葉を聞いたことがありますか?
変形性関節症は、加齢などによって間接の軟骨がすり減って、痛みや腫れが起こり、関節を動かしにくくなる病気です。特に体重の負荷がかかりやすい膝や腰、股関節などに多く発症し、男性よりも女性に多くみられます。
今回勉強会をしたロコアテープ®は、皮膚に貼る消炎鎮痛剤で、早口言葉のようですが、エスフルルビプロフェンというのが主成分です。最大の特徴は、「貼る飲み薬」と言われるくらい皮膚への吸収が良いことで、ロコアテープ®を2枚貼れば飲み薬を飲むのと同じくらい体内に吸収されるため、1日で最大2枚までとされています。
他の消炎鎮痛剤、特にロキソニン®との併用は避けることが原則です。カロナール®、セレコックス®、リリカ®などとの併用は大丈夫です。
ロコアテープ®のみで痛みをかなり改善できますが、テープを貼った部分がかぶれてしまうと続けて使うことができなくなるので、はがすときには注意が必要です。
膝や股関節が痛いと、歩くのもままなりませんよね。関節の辛い痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談下さい。帝人ファーマ株式会社のMRさん、今回も勉強会をありがとうございました。