2019/8/20(火)

　今日のお昼休みは肥満・耳鳴りに有効な漢方薬（クラシエ薬品）の勉強会をおこないました。クラシエ薬品の漢方薬の特徴は一日二回の内服で良いこと(通常は三回)、細粒であること、錠剤があることなどです。内服する患者さんの立場に立った気遣いがされていると感じます。

　肥満体質改善には、ぽっちゃり色白の水太りタイプ（防巳黄耆湯®）、おなかが気になる脂肪太りタイプ（防風通聖湯®）、がっちりたくましい固太りタイプ（大柴胡湯®）などタイプ別の漢方薬があります。一言で肥満といっても、患者さんそれぞれの肥満のタイプを見極め、体質や生活習慣などお聞かせいただいた上で、お一人お一人に合った漢方薬をお選びします。

　耳鳴りに対する有効な漢方薬には、胃腸障害を伴う症状に向いている柴苓湯®と、高齢の方や虚弱体質の方、手足の冷えを伴う症状の場合にお勧めできるウチダの八味丸M®があります。こちらも、患者さんの耳鳴り以外の症状をうかがいながら、合ったお薬を選択いたします。

　なかなか痩せられず悩んでいる方、耳鳴りでお困りの方、ぜひ、ご相談下さい。クラシエのMRさん、今回も有意義な勉強会をありがとうございました。