睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する在宅検査とJPAP治療💤

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する在宅検査とJPAP治療💤

2019/8/2(金)

 本日のお昼休みは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する在宅簡易検査(入院せず自宅でSASの検査を行なえる)とJPAP治療(株式会社サイサン)の勉強会をおこないました。SASについてはホームページに詳しく説明がありますので、ご参照下さい。

 SASの在宅検査には簡易PG検査full PSG検査があります。まず簡易PG検査を行ないます。その結果、必要があれば脳波を加えたfull PSG検査を行ない、SASの重症度を判定します。現在、このfull PSG検査を入院せずに自宅で行えるのは株式会社サイサンだけです。入院する手間・費用を考えると、自宅で行える検査は患者さんにとって非常に有益です。

 また、検査だけでなく、CPAP治療に使われる器具についても、サイサンの売りがたくさんあることを学びました。今日教えてもらった特徴は、以下のようなものです。

  • 通常他社で使われているCPAP器具は外国製ですが、サイサンの器具は日本製で、Japanの頭文字JをつけてJPAPと呼ばれます。
  • 他の器材よりもコンパクトで軽量に作られています。
  • 従来の器具では加温により加湿していましたが、JPAPは中空糸を使うことで加湿の部分も軽量化され、口元がビショビショになることがないです。
  • 他の器材では、CPAP装着中に呼吸があわず苦しくなっても自分で調整できないために、はずしてしまう患者さまもいらっしゃいましたが、JPAPは吸気・呼気補助の条件や呼吸パターンを患者さん自身で調整することができます。
  • 飛行機に持ち込み可能なため、出張中でもJPAPを使用することができ、出張先でも快適な生活を送ることができます。

 JPAPは、メイドインジャパンにふさわしいきめ細かな工夫がなされており、従来品において改良すべき点がほぼ解決されていました。JPAPは今までも治療に使ってきましたが、今回初めて聞く話がたくさんあり、非常に有意義な勉強会でした。

 大きないびきや起床時の頭重感、昼間の極端な眠気・居眠りが気になる方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。SASは、CPAP治療を行うことで、飛躍的に睡眠の質が上がり、毎日の生活が一変します。お一人で悩まず、ぜひご相談下さい。

 株式会社サイサンの担当者さん、勉強会ありがとうございました。

装着感もなかなかです