2019/7/27(土)
もうすぐ7月も終わりますね。今週もお疲れ様でした。
そういえば、クリニックから帰るときに浴衣姿の方とすれ違いました。今日は隅田川の花火大会なんですね。雨が降らなくて良かったです。僕はテレビで観ようと思います。
昨日のお昼休みは、トリガーポイント治療薬のネオビタカイン®注(ビタカイン製薬)について勉強会を行いました。トリガーポイントとは、押さえると痛く、関連する部位にも痛みが拡がる点のことで、東洋医学のツボの位置とよく一致すると言われています。よく注射をする部位は、頚部・肩・腰部・臀部・膝などです。トリガーポイント注射は、東洋医学的なツボの概念に西洋医学の薬物療法を組み合わせた治療法といえます。
痛みがあると、その箇所の血管が収縮し、筋肉が緊張します。筋肉が緊張すると血液の流れが悪くなり、筋肉中の酸素や栄養が不足します。その結果、痛みを引き起こす物質が蓄積し、さらに痛みを引き起こします。その痛みはさらに血管の収縮と筋肉の緊張を引き起こし、悪い悪循環を繰り返します。これを「痛みの悪循環」と呼んでいます。この悪循環におちいると、症状は慢性化していき、いつまでも痛みが取れなくなります。このような状況になる前に、早めに治療することが大切です。
ネオビタカイン®注は、痛みに即効性があるため、大切な予定がある前にもお勧めできます。頑固な頚部痛、肩痛、腰痛、臀部痛、膝痛でお悩みの方がおられましたら、ぜひご相談下さい。
ビタカイン製薬株式会社のMRさん、勉強会ありがとうございました。